たかまさ’s ブログ

還暦親爺が勝手に書き綴る過激ブログ。ご意見無用!

朝日や毎日の論法

朝日や毎日は何とか世論を操作して、共産軍を引き入れる素地を作ろうと躍起になっている。中韓の日本批判をことさら記事にして、日本が軍事力を持たないように意見操作している。

その論法は「戦争は好きか嫌いか」「子供を戦争に行かせたいか」「戦争ができる国にしたいか」などと聞いて「戦争は嫌い」「子供を戦争に出さない」「戦争はできない方が良い」と言わせて、だったら憲法改悪に反対しましょう、と誘導するのだ。

実は上記のような論法と憲法改正とは何の関係もないのだが、いかにも関係しているかのように誘導するのである。

なぜ関係ないかというと、戦争は誰だって嫌いだし、子供を戦争には行かせたくないし、戦争はできるできないという論もあり得ない。戦争はするかしないかが問題になるのだ。こういうのを論のすり替えという。

憲法改正論者の骨子は、自主的な憲法を制定したいというものと、現在の矛盾する部分を改訂したいというものとがある。矛盾する部分では9条の戦争放棄だ。現に軍事力と呼べる自衛隊を持っているのに行使できない状況は矛盾の極みだ。国防軍として機能できるように変更すべきだ。どんな国も侵略のための軍など持っていない。すべての軍事力は国防のための抑止力として持っているのだ。防犯のために警察が武装しているのと同じである。警察が人を殺すために武装をしているという人間がいたらバカかと思われる。軍備もこれと同じで防備なのだ。

ところが朝日や毎日は軍備は人殺しのためだと言って惑わすのだ。これが共産中国のためにするプロパガンダなのである。国と国との戦争は人間で言えば喧嘩だ。話し合いで決着しなければ取っ組み合いや殴り合いで勝った方が主張を通す。これが国でも同じなのだ。外交で解決できなければ殴り合いという戦争をして結論を出す。

そもそも喧嘩ができないとしたら、相手の言うなりになると言うことだ。つまり朝日や毎日は共産中国の言うなりにしましょうと言っているのだ。それを属国になるという。今の憲法マッカーサーがフィリピンの植民地憲法を土台に作らせたものだから軍備なども放棄しているのだ。植民地に軍隊などいらないからだ。

自主憲法制定派はまさに植民地憲法など放棄して自分たちだけで新たに憲法を作ろうという主張をしている。なぜなら現憲法大日本帝国憲法の改訂版で、しかもアメリカに脅迫されて作ったものだからだ。こんなものを後生大事にしている護憲派とはいったいどういう理解をしているのか。

昔だが、護憲派の文人が「強制されたものだろうが、帝国憲法の改訂版だろうが良いものは良いのだ」と言ったことがある。つまりどんな理由でも良いから戦争さえしなくて済むような憲法なら良い憲法だということだ。自分たちだけは戦争をしたくないという身勝手極まりない鎖国憲法が良い憲法らしい。そのためなら植民地だろうが属国だろうが何にでもなろうということなのだろう。人間の尊厳など要らないと言うことだ。

こういう考えは植民地の経験もなく、征服されても何ら苦しくもなかった戦後生まれの身勝手な利己主義から来ている。

ついでに言うと、昔社会党というバカの集まり政党があった。そこの書記長か何かが「非武装中立論」というバカ丸出しの本を出したことがある。国が中立を維持するには強力な軍事力が必要だが、それを軍事力なしで実現しようという夢想を書いたものだ。よく誤解している輩が多いが、ガンジーの非暴力主義は殺されることを前提にしているのだ。殺されても抵抗しないが服従もしないという主義なのである。

非武装中立論や護憲派にはガンジーの不服従精神は微塵もない。簡単に屈することを前提にしている。人間の尊厳とはガンジーのように死んでも守るべきものなのだ。

社会党が全盛時代、戦争になったら逃げる、と言った子供が多かった。もちろん親がそう言っていたからだろうが、ものを知らない輩が多かった時代だ。

日本は四方を海に囲まれているから逃げるとしたら海に漕ぎ出さなければならないが、それでどこへ行こうというのか?海外に渡航したことがなければ知らないかもしれないが、国が発行したパスポートがなければ外国へは入国できない。もし日本が戦争中であれば特にどの国も入れてくれない。スパイと思われるのがおちだ。

ちなみに第2次大戦中ヨーロッパから逃げ出したユダヤ人たちは、入国や通過できる国がなくて苦労した。アメリカなどは参戦前にはユダヤ人の入国を拒否していたのだ。他の国も同じだ。なぜならユダヤ人の国というものがなかったから守ってくれる国がなかったのだ。当時日本だけが無条件で入国や通過を認めていた。日本は、特に満州や上海で、人道的な措置としてユダヤ人を守った。当時の関東軍の責任者は東条英機だった。ナチスドイツから非難されても頑として譲らなかった。こういう国は他になかったのだ。

こういうことも知らないから戦争になったら逃げるなどと脳天気なことを言うのだ。人間の世界も動物の世界も自分を守るのは自分だけだ。国も同じだ。他国が守ってくれるはずがない。自分の国は自分たちで守るしか方法がないと知るべきである。

社会党は「どこの国が戦争を仕掛けるというのか?」と言い続けていた。北朝鮮と共産中国が仕掛けてくるよ、と今は言っても良いのではないか。朝日や毎日も知っていてしらばっくれているだけだ。